補整具を使わない巻き爪矯正法!?

こんにちは。八木裕子です。

今日はちょっと、もの申します。

最近、他店さんの表現でちょっと腑に落ちないことがあるんです。

巻き爪の矯正法って、ほんとにいろいろな方法があり、

どれも一長一短あります。これがパーフェクトというものはありません。

それぞれの施術者の視点や、お客様が重要視することで、

なにをチョイスするかというだけのことです。

ただ、アピールするにあたり、 

 「補整具を使っていません。」

という表現をされる方がいます。

何も使わずに、巻き爪を矯正するのって不可能だと思います。

では何が補整具にあたり、何が補整具にならないのか?

そのような定義はちょっと聞いたことがないんです。

さらに補整具を使わないことがいいことなのか?

使っているほうが劣っているのか?それもケースバイケースです。

でも補整具を使っていません!ってアピールされると、

まるで、補整具を使わないほうが良くて、

使っていると良くないという印象を受けませんか?

だとしたら、そんなことは、全くありません!!

ということを申し上げておきます。

補整具を使わない方法と表現される方法は、確かに金属は使っていません。

私が大好きなポドストライプのような明らかに何か貼ってあるという、

見た目にわかるものはないことが多いです。

アクリルやジェル状の接着剤などで爪を覆い、爪の形状を固めたタイプの矯正法で、

しばしば、「補整具を使っていません」という表現をされているのを目にします。

確かに見た目はきれいなことが多いです。(もちろん施術者の技術によりますが)

「黙っていれば、爪になにかしているなんてわかりません。」ということはできます。

もっと言えば、その上から、ジェルネイルやペディキュアを楽しむこともできます。

なんてのもあります。

でもそれが、爪の今後の健康にとっていいかどうかは別問題です。

よくネイリストさんが言う言葉に、

「爪はもともと呼吸なんてしていないので、

ネイルをすることが爪の呼吸を妨げるなんて間違っています。」

というもの。

爪は呼吸なんてしていない。

確かにその通りです。

でも爪は、空気も水も通す素材です。

放っておけば乾燥することもあれば、保湿してあげることで潤うこともあります。

そして爪の下の皮膚は、呼吸も代謝もしています。

爪を覆うことが無害だなんて言いきれません。

私が取り入れている3TOは、ワイヤーを使います。

ワイヤーの切り口が靴下などに引っ掛からないようにジェルで覆う部分がありますが、

その面積はわずかなもので、爪への負担が少ないと考えています。

金属を使うことのデメリットは金属アレルギーの方には使えないというここと

何か疾患をお持ちでMRIの検査が必要になると検査する病院からは、敬遠されます。

(検査する部位によっては、MRIに入っていただいても問題ない物とされています。)

つい先日、ご紹介したばかりのポドストライプは、

このシールの両端を接着剤で貼っているだけ、

爪の表面に負担のかかる面積はわずかです。

もう一つ、私が取り入れているものにペディグラスというものがありますが、

これは、プレートで矯正した形をがっちりジェル状の接着剤で固めるもの。

(これを補整具を使わないとは認識しておりません。)

もともとの爪の健康状態にもよりますが、

爪の色が悪くなったり、爪床剥離を起こしてしまったりと、トラブルが多かったので、

今はあまり積極的にはお勧めしていません。

でも左右差が大きな巻爪や、Sサイズのポドストライプより幅の小さな爪、

親指以外の小さな爪には、とてもやりやすい矯正法です。

爪の状態を見ながらお勧めしています。

もちろん夏にサンダルを履くのに、矯正していることがわかるのが嫌、

何より、見た目を重視するお客様にも適しています。

 

ちょっと思うことから、巻き爪矯正法のメリットデメリットをお話しさせていただきました。

巻き爪にお悩みのお客様、ぜひ、不安なことはご相談の上、ご依頼ください。

八木裕子でした。

 

 

 

 

 

 

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